昨日のミートソースを使ってミートドリアを作りました!
手作りのホワイトソースの上にたっぷりと。
粉チーズとパセリを振りかけて完成です。
美味しくいただきました🍀
今回は子供の食育についてお話しします。
子供のための食育とは
1日3食の食習慣を身につける
まずはじめに、食育とは人の心身を健やかに育むものです。2005年に食育基本法が制定され、自治体や教育現場をはじめ、企業やボランティア団体を通じて様々な取り組みが行われてきています。
さて、小学生は体の機能・運動機能が著しく発達する時期です。子供の発達は個人差がありますが栄養だけではなく運動や生活習慣も大きく影響します。つまり、栄養や運動の不足、不規則な生活習慣は、成長の遅れや抵抗力が弱い体、肥満などにつながってしまう恐れがあるのです。そのためバランスの良い食事を心がけてエネルギーとなる栄養素をしっかり摂る必要があります。
朝食を食べない、遅い夕食、早食いなどは体のリズムを崩して代謝にも影響を与えます。不規則な食習慣を身につけないことは、子供の健全な成長はもちろん将来の生活習慣病予防にも繋がります。正しい食習慣を家族で考え実践していきましょう。
キレる、は食生活に原因があることも
偏った食事が原因で起こる低血糖
落ち着きがない、イライラしている、キレやすい・・・という子供が最近増えてきています。その原因のひとつに、朝食を食べないということが挙げられます。食べないと集中力低下や体調不良をおこしやすくなります。また清涼飲料水やお菓子の過剰摂取による低血糖なども取り上げられています。
低血糖とは、血糖値が低くなりすぎて必要なエネルギーが体に供給されず体調不良をおこしたり脳が空いてあまり機能せずぼーっとしたりイライラしたりする状態です。
通常の一定の値を保っている血糖値は、食事をすると 糖が吸収されゆっくり上昇、すい臓からインシュリンが分泌され血糖値は緩やかに下がり一定の値に落ち着きます。
しかし、空腹時に清涼飲料水や甘いお菓子を一気に食べると血糖値が急上昇、その際にインシュリンが過剰の分泌され血糖値は急降下してしまうのです。→イライラしてキレやすい原因に・・・
食事の代わりにお菓子だけ食べるなどの習慣は低血糖症の原因になりかねますので気を付けたいですね。
精神を落ち着かせるミネラルもしっかり摂ること
カルシウムには神経の興奮を抑える働きがあります。食品からのカルシウムの摂取を心がけましょう。他にも感情をコントロールする神経伝達物質の合成にはアミノ酸や様々なビタミン類が必要とされます。
このように食事は体の成長だけでなく感情にも重要な働きをしていることがわかります。
食育の基本は食卓にある
食卓で家族が向き合い会話する中で子供の異変に気づくこともできます。箸の使い方や偏食にならないよう注意することもできます。
コロナの影響で黙食が基本となりましたが、家族で食卓を囲むことの大切さは、子供の心身の健康だけではなく思いやりや社会性を養う場でもあることを忘れずにいたいですね。
食育の第一歩は家庭から始まるといわれています。
食を大切にする、食を楽しむ姿を大人が見せていくことが大切です。
一緒に買い物に行く、お手伝いしてもらう、一緒に食事をする、といった基本的なことの積み重ねによって子供は食に興味をもってくれるのではないでしょうか。
まとめ
現代では一緒に食事をとれない家庭も多くあるかと思います。そんな時は週末だけでも朝だけでもどこかで一緒に子供と過ごす時間を作ってあげられると良いですね。
子供の健康を考えて行動していくと自ずと子供自身も食に興味を持ってくれると私自身体感しています。